• 2月 19, 2026

令和8年度定期接種ワクチンの変更点

令和8年度からワクチン定期接種が変わります!
皆様、こんにちは。
日頃より当クリニックにご来院いただき、誠にありがとうございます。
本日は皆さまの健康を守る「ワクチン」に関する重要なお知らせです。令和8年度(2026年度)から、国が定める「定期接種」のルールが大きく変更される予定です。予防接種・ワクチン分科会で了承された方針に基づき、より効果の高いワクチンへの切り替えや、新しいワクチンの追加が行われます。
今回は、特に多くの方に関わる4つの重要な変更点について、わかりやすく解説いたします。ご自身やご家族の健康管理にぜひお役立てください。


当院は京都市伏見区醍醐合場町にある、呼吸器内科を中心とした内科医院です。
京阪バス合場川から徒歩約1分
東西線石田から徒歩約10分
車の場合は六地蔵駅から5分、山科駅から15分、京阪宇治駅からも15分です。
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1:赤ちゃんをRSウイルスから守る「母子免疫ワクチン」の定期接種化

これまで任意接種であったRSウイルスの「母子免疫ワクチン(アブリスボ筋注用)」が、新たに定期接種(A類疾病)に加わります。RSウイルスは、特に生後数ヶ月の乳児が感染すると重症化しやすい呼吸器感染症です。このワクチンは、妊娠28週から37週の妊婦さんに接種していただくことで、お母さんの体内で作られた免疫が赤ちゃんに移行し、生まれてくる赤ちゃんをRSウイルスの脅威から守るという画期的なものです。これから出産を控えるご家族にとっては、非常に心強いニュースですね。

    2:高齢者の肺炎球菌ワクチンが「20価」に統一されます

    ご高齢の方の肺炎予防として重要な肺炎球菌ワクチンですが、使用するワクチンの種類が変わります。令和8年4月より、これまで使用されていた「23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)」が定期接種から外れ、新たにより幅広い効果が期待される「沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー20)」に一本化されることになりました。対象となる年齢に達した方には、今後この新しい20価ワクチンをご案内することになります。なお、21価ワクチンについては現在国で議論中であり、現時点での定期接種化は決まっていません。

    3:HPV(子宮頸がん予防)ワクチンは「9価」のみとなります

    子宮頸がんなどを予防するHPVワクチンについても変更があります。令和8年4月以降、これまで一部で使用されていた2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)のワクチンが定期接種から除外されます。今後は、より幅広いウイルスの型をカバーでき、高い予防効果を持つ「組換え沈降9価HPVワクチン(シルガード9)」のみを使用することになります。これから接種を開始される方は、原則としてこの9価ワクチンを接種していただくことになります。

    4:高齢者向けに「高用量インフルエンザワクチン」が導入されます

    毎年の冬に備えるインフルエンザワクチンですが、ご高齢の方に向けて「高用量インフルエンザHAワクチン」が新たに定期接種の選択肢に加わる予定です。高齢になるとワクチンの効き目が低下しがちですが、高用量ワクチンはより強い予防効果が期待されています。特に「75歳以上の方」に対して高用量ワクチンの規定が設けられており、現行の「標準量」のワクチンと、「高用量」のワクチンのいずれかを使用できるようになります。こちらについてはワクチンの発売や詳細な情報が確定次第、改めてお知らせいたします。


    終わりに 予防接種は、ご自身が重い病気にかかるのを防ぐだけでなく、ご家族や周りの大切な人を守ることにもつながります。令和8年度の変更は、医療の進歩を取り入れ、より皆さまを安全にお守りするための前向きなアップデートです。


    今回ご紹介した内容は現在国で進められている改正案に基づくものであり、実際に制度がスタートするにあたって、自治体からのお知らせや予診票などが順次発送されるかと思います。

    当院で関連するのは2~4になります。「自分はどのワクチンを打てばいいの?」「新しいワクチンで副反応は大丈夫?」など、ご不明な点やご不安なことがありましたら、いつでも当クリニックの医師やスタッフまでお気軽にご相談ください。これからも地域の皆さまの「かかりつけ医」として、最新の医療情報を提供し、健康づくりを全力でサポートしてまいります。

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