075-571-0951
  • 〒601-1347 京都府京都市伏見区醍醐合場町18-11

呼吸器アレルギー

呼吸器アレルギーについて

アレルギー反応によって引き起こされる病気(気管支ぜんそく、アレルギー性気管支炎、アレルギー性鼻炎など)についても当診療科で対応いたします。風邪がずっと長引いている、ある食品を口にすると何らかの症状がみられるなどすれば、何らかのアレルギー疾患を発症している可能性があります。このような場合や気になるアレルギー症の症状がありそうな場合は、当院をご受診ください。

アレルギー

私たちの体には、ウイルスや細菌などの異物が侵入した際に、それらを排除しようとする免疫機能が備わっています。しかし、この免疫システムが食べ物や花粉など、体に害を及ぼさない物質に対して過剰に反応し、攻撃を行うことがあります。この過剰反応がアレルギー反応であり、免疫が本来の役割を果たさず、逆に自分自身の体に悪影響を与えてしまうことになります。
アレルギーは、免疫系が本来無害な物質を有害物質と誤認識し、過度に反応することで発生します。その結果、かゆみ、発疹、呼吸困難、アナフィラキシーショックなど、さまざまな症状を引き起こすことがあります。

呼吸器アレルギーについての主な疾患

気管支ぜんそく

気管支ぜんそくとは

気管支ぜんそくは、空気の通り道である気道が炎症などにより狭くなり、「ゼーゼー」や「ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)が生じ、咳や痰が出て呼吸が困難になる病気です。特に朝や夜、寝る時に症状が現れることが多く、咳が止まらない場合は気管支ぜんそくの可能性があります。
気管支ぜんそくは、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)である埃、ダニ、ペットの毛などが体内に侵入し、気管支でアレルギー反応を引き起こすことにより発症します。また、風邪やストレスなども発作を引き起こす刺激となり、症状が悪化することがあります。
治療法としては、アレルゲンを排除する環境整備(抗原回避)が重要です。また、ぜんそく治療薬には2種類があります。1つは発作を予防するために定期的に使用する「長期管理薬(コントローラー)」、もう1つは発作時に症状を緩和するために使用する「発作治療薬(リリーバー)」です。これらの治療を組み合わせることで、気管支ぜんそくの症状をコントロールし、生活の質を改善することが可能です。

アレルギー性気管支炎

アレルギー性気管支炎とは

アレルギー性気管支炎は、一般的に季節の変わり目に発症し、痰が絡まない長引く咳が特徴です。これにより、ぜんそくと似た症状に見えることがありますが、アレルギー性気管支炎では「ゼーゼー・ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難は見られません。
風邪やストレスなどの刺激によって、アレルギー性気管支炎の症状が悪化することがありますが、これはぜんそくにも共通する点です。アレルギー性気管支炎は、アレルゲンによる過剰な免疫反応が原因で、長引く咳を引き起こします。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが鼻や目の粘膜に触れることによって引き起こされる鼻の炎症です。主な症状には、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどがあり、風邪の初期症状と似たアレルギー反応が現れます。
さらに、アレルギー性鼻炎では、咳や皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさ、顔や体のほてり、イライラ感、疲労感など、体全体にさまざまな症状が現れることもあります。アレルギーを引き起こすアレルゲンとしては、スギやヒノキの花粉が有名ですが、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど、他にも多くの植物が原因となることがあります。
アレルギー性鼻炎の治療では、まずアレルギー源にできるだけ曝露されないようにすることが重要です。例えば、家の埃やダニの糞、ペットのフケやカビなどを取り除くことが予防につながります。その上で、抗アレルギー薬の内服や鼻スプレーなどで症状を緩和することが一般的です。適切な治療と予防対策を講じることで、アレルギー性鼻炎の症状を軽減することが可能です。

075-571-0951
休診日
日曜日、祝日
:院長:副院長
午前受付開始:8時45分  午前最終受付:12時15分
*初診の方の午前最終受付は11時半まで
午後受付開始:16時50分  午後最終受付:19時15分
*初診の方の午後最終受付は18時半まで
診療時間 日.祝
9:00~12:30

17:00~19:30
1.3.5週
2.4週

辻 康平
副院長 辻 泰佑 (呼吸器専門医)
診療科目 内科・呼吸器内科・消化器内科・小児科
〒601-1347
京都府京都市伏見区醍醐合場町18-11
アクセス
  • 石田駅から徒歩10分
  • 京阪バス合場川停留所から徒歩1分
  • 駐車場(6台完備)