健診・予防接種
健康診断
特定健診
対象者
40~74歳の京都市国民健康保険に加入されている方
費用
64歳以下の方は500円
65歳以上の方は無料
受診間隔
年度内に1回
検査内容(個別健診:希望する京都市指定の医療機関で受診する場合)
問診、診察、身体計測、血圧測定、血液検査(血中脂質、血糖、肝機能、貧血、腎機能、その他)、尿検査(蛋白、尿糖、潜血 など)
※以下は、対象となる方のみ実施
心電図検査
特定健診の詳細に関しては、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:特定健康診査
後期高齢者健診
対象者
京都市内に在住の京都府後期高齢者医療被保険者の方
費用
無料
受診間隔
年度内に1回
検査内容(個別健診:希望する京都市指定の医療機関で受診する場合)
問診、診察、身体計測、血圧測定、血液検査(血中脂質、血糖、肝機能、貧血、腎機能、その他)、尿検査(蛋白、尿糖、潜血 など)
※以下は、対象となる方のみ実施
心電図検査
なお個別健診を受診される方は、胸部X線検査は含まれません。同検査は区役所・支部で定期的に実施しています。希望する区役所・支部へ、直接ご連絡してください。
後期高齢者健診の詳細に関しては、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:後期高齢者健康診査
雇入時健康診断
雇入時健康診断とは
事業者は労働者を雇い入れる際、その労働者に対する健康診断を行うことが義務付けられています。これは労働安全衛生規則第43条で定められており、雇入時の健康診断と呼ばれています。
費用
掲載準備中
検査内容
問診、身長・体重・腹囲・視力及び聴力の検査、胸部X線撮影、血圧測定、血液検査(貧血、肝機能、血中脂質、血糖)、尿検査(尿糖、蛋白の有無)、心電図検査
大腸がん健診
対象者
京都市民で40歳以上の方
受診間隔
1年に1回
費用
300円
※免除制度もあります。詳細は京都市の公式サイトをご覧ください。
検査内容
便潜血検査(2回法)
2日分の検便を行います。
区役所・支所以外に指定医療機関での受診も可能です。指定医療機関で検査を希望される場合は、直接来院して検便の容器等を入手する必要があります。詳細は、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:京都市大腸がん検診
肝炎ウイルス検診
対象者
京都市民の方で、肝炎ウイルス(B型・C型)検査を希望される方
費用
無料
検査内容
血液検査
受診方法
京都市の肝炎ウイルス(B型・C型)検査を実施する協力医療機関での受診となります。事前に希望する検査協力医療機関に診療受付時間内に予約日時をご連絡ください。当日は、住所が確認できる等、本人確認書類が必要です。
詳細に関しては、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:肝炎ウイルス検査・相談について
予防接種
- インフルエンザワクチン
- 肺炎球菌ワクチン
- 子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)
- 日本脳炎ワクチン
- MRワクチン
- 帯状疱疹ワクチン
インフルエンザワクチン
予防できる病気
インフルエンザ
接種回数
13歳未満のお子さんは計2回、13歳以上は1回
※1回の接種による持続有効期間は約5ヵ月、流行するインフルエンザウイルスの型は毎年異なるため、定期的に予防されたい方は毎年接種されるようにしてください。各自治体では、毎年10月頃から接種が始まります。2回接種される場合は、1回目の接種から2~4週間の間隔を空けて2回目の接種をします。
費用
京都市在住で65歳以上の方は、費用の一部が公費負担となります。詳細につきましては、京都市の公式サイトをご覧になるか、受付にてお問い合わせください。
肺炎球菌ワクチン
予防できる病気
肺炎球菌に感染したことで発症する肺炎など
接種回数
高齢者で、23価肺炎球菌ワクチンを初めて受ける方は定期接種扱いとなります。そのため費用の一部が助成されます(詳細は京都市の公式サイトをご覧ください)。23価を1度接種すれば5年間は有効と言われています。ちなみに2回目以降の接種は任意接種です。
費用
定期予防接種扱いの方は、4,000円
詳細に関しては、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:肝炎ウイルス検査・相談について(京都市肝炎ウイルス(B型・C型)検査協力医療機関の検索はこちら)
任意接種では、ニューモバックス、プレベナー、バクニュバンスを使用します。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)
予防できる病気
子宮頸がん
対象年齢
小学6年生~高校1年生相当の年齢(16歳になる年度の3月31日まで)になるとされる女性ただし、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間は平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性はキャッチアップ接種が可能です。
接種回数
2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)、9価(シルガード9)の3種類のワクチンのいずれかを選択します。9価ワクチンを選択された方で、初回の接種が小学6年生~15歳未満の間に行った場合に限り、2回の接種となることもあります。そのほかのケースでは3回の接種が必要となります。
接種間隔については、2価では、初回の1ヵ月後に2回目、(初回から)6ヵ月後に3回目の接種となります。4価では、初回の2ヵ月後に2回目、(初回から)6ヵ月後に3回目の接種となります。9価で3回の接種が必要な場合は、4価と同じ間隔で接種します。2回の接種で良い場合は、初回の接種から6ヵ月後に2回目を接種します。
費用
定期接種対象年齢の接種であれば無料
詳細は、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期予防接種について
日本脳炎ワクチン
予防できる病気
日本脳炎
接種回数
計4回
費用
定期予防接種は無料
対象年齢
3歳の年齢に達してから初回接種を行います。その後、6日以上の間隔(標準は6~28日)を空けてから2回目を接種します。さらに初回接種から6ヵ月後に3回目を打ちます(ここまでが第1期)。4回目(第2期)は、9~13歳未満の間に接種します。
なお同ワクチンには特例措置があります。平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの方で、日本脳炎ワクチンをしっかり受けることができなかった20歳未満の方、また平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方で、9歳以上13歳未満の方については、第1期接種不足回数分が受けられます。詳細については、京都市の公式サイトをご覧ください。
詳細は、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:日本脳炎の定期の予防接種について
MRワクチン
予防できる病気
麻しん・風しん
接種回数
計2回
費用
定期予防接種は無料
対象年齢
小児の定期予防接種です。1歳の誕生日から2歳の誕生日を迎える前の1年間の間に初回を接種します(第1期)。2回目は、小学校の入学前の1年間(幼稚園で言えば年長に相当する年齢)の間に1回(第2期)の接種となります。
なお妊娠女性が風しんに罹患すると先天性風しん症候群のある赤ちゃん(難聴、白内障、先天性心疾患等の発症リスクが高まる)が生まれる可能性があります。そのため、将来的に妊娠を希望する女性あるいは、風しんに対する抗体価が低いと考えられる妊婦さんの同居者に対する、風しん抗体検査、風しん予防接種(MRワクチン)を京都市では行っています。
さらに風しんワクチンを接種する機会がなかった、成人男性(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生)を対象とした風しん抗体検査・風しん予防接種も行っています。
それぞれの詳細は、京都市の公式サイトをご覧ください。
京都市:妊娠を希望する女性、風しん抗体価が低い妊婦の同居者を対象とした風しん抗体検査・予防接種
京都市:成人男性を対象とした風しんの追加的対策(抗体検査・定期予防接種)について
帯状疱疹ワクチン
予防できる病気
帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛
接種回数
ビゲン(水痘ワクチン:生ワクチン)1回
シングリックスワクチン(不活化ワクチン)計2回
費用
シングリックス 22,000円(1回当たり)
対象年齢
主に50歳以上を対象にした任意の予防接種です。自治体によっては、一部公費負担になることもありますが、京都市では助成制度は行っていません。
帯状疱疹ワクチンは、ビゲンとシングリックスの2種類ありますが当院ではシングリックスを使用します。
シングリックスは、不活化ワクチンで乾燥組み換え帯状疱疹とも呼ばれます。2回の接種が必要で、1回目の接種を終えた2ヵ月後に2回目を接種します。費用に関してもビゲンと比較すると高額ですが、帯状疱疹の発症予防効果は約97%(50歳以上の場合)、帯状疱疹後疼痛の予防効果も50歳以上で約91%、70歳以上で約88%と非常に効果が高いことが報告されております。
副反応について
重篤な副反応は、稀とされています。どちらを選択しても注射部位に腫れや痛み、赤み等はみられます。ただ水痘ワクチン(ビゲン)は軽度で、シングリックスはそれらが強く出るほか、頭痛、筋肉痛、消化器症状(嘔吐、腹痛、下痢 等)などが現れることもあります。これら症状は3~7日程度で治まるとしています。